世界に誇れる和鹿ブランド

鹿肉は「VENISON」ベニソンよばれ海外では優れた食の選択肢の一つとして日常にあります。高たんぱく、鉄分・カルニチンが豊富で低脂肪・低カロリーであることはもちろん、天然由来、放牧を主としていることから、スローフードとして家畜の成長過程で投与されるホルモン剤・抗生剤がフリーであることも彼らは熟知しています。その分、日常の食材とはいえ価値は高く価格は少しお高めです。

私がフィンランドでいただいたトナカイのステーキ、ニュージーランドの赤鹿(Red Deer)やエルクは全て大型種(300kg~500kg)ですが、北米・欧州で流通している鹿肉は大型種がほとんどといえます。一方で日本で流通している二ホンジカはどうでしょう。エゾジカを除いては、海外の大型種に比べてかなり小さめで大半が40㎏~60㎏です。エゾジカの100kg~150kgも海外の大型種からみれば大きい部類には入りません。

和鹿の特徴である肉の繊維質のきめ細やかさ、香り、旨味の素晴らしさは間違いなく世界に誇れる食材です。そして厳しい山の環境で鹿を捕獲する捕獲者、処理施設の人たちの衛生管理に対する真摯な姿勢、日々の弛まぬ努力はこの優れた食材の安心・安全を死守するためのもう一つの世界に誇れる原資です。私は捕獲も処理もできませんが、彼らから受け取った安心・安全のバトン、鹿肉という森に育まれた優れた食材の価値を損なわない商品つくりと流通の役割をしっかり果たしていきたいと考えています。一人でも多くの人に、日本に「和鹿」という素晴らしい食材、衛生管理体制があること知って頂きたいです。そして実際に食べてその良さを体で感じて頂き、森の恵みへの感謝が生まれ、森の出来事に感心を持ってもらえるよう願います。

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